高知県須崎市に伝わる民話を題材にしたアニメを鑑賞し、海の大切さを知ってもらおうと、上映会が開かれました。
上映されたのは、須崎八幡宮の神輿にまつわる民話を題材にしたアニメです。14日に開かれた上映会には地元の子どもたちが参加しました。

アニメは、全国各地の海に関する民話をアニメ化することで、こどもたちに海の大切さを知ってもらおうと、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で制作されました。制作にはあの日本昔ばなしのスタッフがたずさわっています。

「八幡宮の神輿」は1707年の宝永地震による津波で、静岡の伊豆に流れ着いた神輿が地元の人たちの思いで無事に戻されたという話です。子どもたちは、アニメを見たあと、実際に民話の舞台となった須崎八幡宮を訪れ、地元に伝わる民話について深く学んでいました。アニメ「八幡宮の神輿」はYouTubeでも公開されています。