豊臣秀吉が花見をしたとされるしだれ桜のクローンが高知県立牧野植物園に寄贈され、12日に植樹が行われました。
苗木を寄贈したのは、静岡県浜松市を拠点に社会奉仕活動を行う「浜松さくらライオンズクラブ」です。
団体は京都の醍醐寺で豊臣秀吉が花見を楽しんだことで知られている桜の子孫「太閤しだれ桜」のクローン=「太閤千代しだれ」を全国に広める活動をしています。
牧野博士が桜が好きだったことを受け、2019年から植物園への寄贈が企画されていて、新しい駐車場の完成を待って植樹が行われました。
植樹には高知桜ライオンズクラブも参加し、記念のセレモニーが行われました。
▼浜松さくらライオンズクラブ 塩塚由人会長
「歴史のあるサクラですから、サクラ好きの牧野富太郎先生とぴったりだなという思いで植樹しております。高知の子どもたちが偉人に負けない気持ちでサクラのように大きく育ってくれたらいい。」
植えられた「太閤千代しだれ」は来年春に花を咲かせそうだということです。














