4月中に踏み切るとの見方もあった北朝鮮による軍事偵察衛星打ち上げについて、搭載するカメラや通信装備などの準備が進んでいないと韓国政府が見ていることがJNNの取材で分かりました。
北朝鮮は▼去年12月、偵察衛星開発の最終段階の重要実験を実施したとして、今年4月までに「準備を終える」と表明。▼4月下旬には金正恩総書記が「国家宇宙開発局」を視察し、「計画された期日内」に初の軍事偵察衛星を打ち上げられるよう準備を急ぐ方針を示していましたが、発射は確認されていません。こうした状況について、韓国政府関係者はJNNの取材に「政治的理由というよりは、まだ準備ができていないためだ」との見方を示しました。
具体的には、▼衛星に搭載する高性能カメラや通信装備などが十分でないほか、▼「ロケットを垂直発射台に設置させる施設の一部が解体されたままの状態」だということです。
ただ、「その気になれば、今月中にも打ち上げ可能だ」とも指摘していて、来週、広島で開催されるG7=主要7か国のサミット前後に踏み切る可能性もあり、関係国が警戒しています。
祝電などを除く、金総書記の動静は4月の「国家宇宙開発局」視察からおよそ3週間、途絶えています。
こうしたなか、北朝鮮と中国の間で人の往来が再開する可能性が。
北朝鮮旅行を扱う会社
「私たちは6月14日から団体旅行を再開しますが、6月10日は中国から北朝鮮に人が行くことができるようになる日です」
旅行会社によると、北朝鮮の政策により予定が変わる可能性はあるものの中国政府からは団体旅行開始を許可する通知がすでに出ているということです。
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