今月19日から開催されるG7広島サミットを前に、新幹線の駅でのテロを想定した訓練が佐賀県鳥栖市で実施されました。
◆救助や避難呼びかける手順確認

RKB吉松真希「防護服に身を包んだ消防隊員らが到着し、倒れた男性を救助しています」
佐賀県鳥栖市のJR新鳥栖駅で実施されたテロ対処訓練には、警察や消防、JR九州の職員など約50人が参加しました。訓練は、異臭がするペットボトルが見つかったという想定で実施され、参加者は倒れた利用客の救助や避難を呼びかける手順などを確認していました。
◆G7前に警戒強める

鳥栖警察署警備課 笹川裕貴課長「不審者、不審物を発見された際には、決して近づかずに110番通報していただきますよう、よろしくお願いします」
この訓練は今月19日から開催されるG7広島サミットを前に、各機関の連携を強めようと行われたものです。警察は、主要な交通機関や人が集まる場所への巡回を増やすなどして、テロへの警戒を強めています。