原子力災害の発生時に遠くまで避難することが難しい要配慮者のため、静岡県菊川市が中部電力と共同で放射線防護施設の稼働訓練を実施しました。
放射線防護施設の稼働訓練に参加したのは、菊川市の職員や中部電力の社員などおよそ20人です。
原子力災害が発生した際に、長距離避難が求められる菊川市ですが、自分で市外への避難が難しい要配慮者が一時的に滞在する放射線防護施設を菊川市内に3か所設置しています。
担当職員は、施設内に放射線を入れないためのシャッターを下ろしたり、汚染された空気を浄化するフィルターの設置方法を確認したりしました。
<菊川市危機管理課 木村良一課長>
「ここに派遣する職員がマニュアルに基づいて訓練を実施し、実際に操作をして理解が深まったと思う」
菊川市は引き続き、中部電力と連携して訓練を実施していきたいとしています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
