本格的な登山や山菜採りのシーズンに向けて青森県にある岩木山の登山道入り口に、遭難防止とクマに注意を呼びかける看板が設置されました。
看板が設置されたのは、岩木山の嶽(だけ)登山道の入り口です。10日、弘前警察署の署員が、「山菜・きのこ採りは行先を告げて無理をしない」、「注意熊が出没」というイラスト入りの看板を立てました。弘前警察署管内では2022年、山菜採りによる遭難1件を含む6件の山岳遭難が発生し、8人が救助されています。また、2022年5月には、岩木山で登山をしていた男性がクマに襲われてけがをする被害がありました。
※弘前警察署 半澤一人署長
「よく知った山でも迷うことが数多くあるので、自分を過信しないで、迷った時はすぐに110番してほしい」
弘前警察署では管内あわせて8か所に看板を設置することにしています。