トラック運転手の時間外労働の規制が強化される物流業界の2024年問題を考えるフォーラムが青森県八戸市で行なわれました。
八戸市で9日行われたフォーラムには、トラックの運送業者や荷主となる企業などから約400人が参加しました。2024年問題ではトラック運転手の時間外労働の上限が2024年4月から200時間以上引き下げられることで、荷物を運ぶ量が減ることや配送の遅れが懸念されています。フォーラムでは、県トラック協会三八支部の担当者が今後認められなくなる運転手の配送事例などを紹介しました。
※県トラック協会三八支部青年部会 葛西亜貴夫部会長
「運送事業者だけではなかなか改善できないことが多いので、荷主と何が問題なのかを見える化していく必要があると思っています」
県トラック協会三八支部は残業が規制されるなか、より効率的な配送方法を探るための実証試験を今後行うことにしています。