ジオパークで結ばれた縁で高校生が国際交流です。東南アジア・マレーシアから訪れた高校生が高知県立室戸高校を訪れ、書道などを通して交流を深めました。
室戸高校を訪れたのはマレーシアにあるランカウイの高校生とランカウイジオパークの職員あわせて6人です。
交流はユネスコの世界ジオパークに認定されている室戸とランカウイが2018年に連携協定を結んだことをきっかけに始まりました。これまでに室戸高校の生徒がマレーシアを2回訪問しているほか、コロナ禍にはオンラインで授業を行うなど交流が続いています。9日は室戸高校の生徒が学校での取り組みや室戸の特徴について紹介しました。
この後、書道室に移動した生徒たち。ペアになり、英語で国際交流です。
生徒たちから筆の使い方についてアドバイスを受けたマレーシアの高校生は、集中しながらうちわに自分の名前を書いていました。
(マレーシアの高校生)
「マレーシアの生徒にとって書道の授業は、マレーシアにはないので、新しく感じます。帰国した時に筆を探して、また家で練習したいです」
「私は文化や室戸ジオパークの成り立ちを知りたいです」
(生徒)
「自分がおもてなしする側になったら、(マレーシアの生徒たちに)来てもらうし、ワクワクする。室戸にせっかく来てもらったので室戸の特産品や室戸ジオパークについてたくさん知ってもらいたい」
マレーシアの高校生は10日、室戸岬などを視察した後、12日に帰国する予定です。














