緑が眩しい、新茶の季節です。8日、高知県四万十町で小学生が高校生に教わりながら茶摘みを体験しました。
四万十町の窪川高校は校舎近くの高台で茶畑を管理していて、10数年前からは小学生を招いて一緒に茶摘みの体験を行っています。8日は窪川小学校と東又小学校の3年生と、興津小学校の3、4年生、合わせて54人が参加。摘み方を教えるのは先月下旬に一番茶を摘み取ってやり方を学んだ窪川高校地域リーダー養成コースの農業科と商業科の2、3年生、28人です。
新芽と2枚の若葉を指で摘み取る“一芯二葉”の方法を教わりながら小学生たちは要領よく新茶を摘み取っていました。
(小学生)
「とれた!」
「(Q.とるのはどうですか?)楽しい。抹茶みたいなにおい」
(高校生)
「みんな上手ですね。“一芯二葉”をうまくできているところがいいと思います」
摘み取った茶葉は小学生たちがそれぞれの家に持ち帰りました。窪川高校は、今後茶葉を機械で刈り取って学校で蒸して乾燥させ、新茶の葉に仕上げます。














