5月8日から新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に引き下げられました。これを受け、高知県内の飲食店では客席に設置していたパーティションを撤去したところもあります。

(マサマサ 岡本正行さん)
「コロナも落ち着いてきたし国の方針もあるし、きょうは天気も良くて外すにはちょうどいいかなと」

高知市はりまや町にある飲食店「マサマサ」です。この店はおととし8月、県内で最初に「高知家あんしん会食推進の店」の認証を受けたほか、店内には複数台の空気清浄機やウイルスの浮遊を抑える機械を設置し、感染防止対策に積極的に取り組んできました。

なかでも、感染が広がり始めたころから3年にわたって設置していたのがパーティション。5類への引き下げに合わせ、8日、撤去することにしました。

(マサマサ 岡本正行さん)
「消毒液などは残す。お客さんが飲むのに邪魔になるわけではないのでどうしてもパーティションは違和感があったので外す」

食事をしながらの会話も大きな楽しみとなる飲食店。それを遮っていたパーティションがなくなったことで、かつてのようなにぎやかなコミュニケーションが戻ってきそうです。