中国とロシアが主導する経済・安全保障の枠組み「上海協力機構」の外相会合が開かれ議長国のインドは「地政学的な混乱の結果、途上国が供給網の面で連鎖的な影響を受けている」と懸念を表明しました。
インド西部ゴアで5日開かれた「上海協力機構」の外相会合にはロシアのラブロフ外相や中国の秦剛外相のほか、中央アジアの6か国が出席しました。
今年の議長国を務めるインドのジャイシャンカル外相は全体会合のスピーチで「地政学的な混乱の結果、世界は多くの課題に直面していてサプライチェーンを混乱させ途上国に連鎖的な影響を及ぼしている」と指摘しました。
ウクライナ情勢などには直接的に言及せず、友好関係を築くロシアを配慮したものとみられます。
そのうえでアメリカやヨーロッパを念頭に「国際機関が効率的に課題を管理する能力に対する信頼の欠如を露呈した」とも批判、上海協力機構の加盟国の結束を呼びかけました。
イスラム主義組織タリバンが実権を握るアフガニスタンをめぐっては、「我々の努力はアフガニスタンの人々の福祉に向けられるべきであり、人道的支援の提供、女性や子供の保護が当面の優先課題だ」としています。
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