「魔法の絨毯」の総ストリーミング再生数が3億回を突破するなど、注目を集めているシンガーソングライター川崎鷹也が、ことし3月のKT Zepp Yokohama(横浜)を皮切りに、全国9都市を回るツアー「あなたとのぬくもり」を開催。
沖縄が好きでプライベートでは訪れたことがあるものの、ライブは初めてだという川崎さん。YouTubeでコラボをしたHYの仲宗根泉さんが特別出演するなど、沖縄でのライブにかける思いを聞いた。

ライブの前日に沖縄に入られたということですが、どのように過ごしましたかー
川崎鷹也さん「沖縄そばが大好きなんですよ、昨日だけで2回沖縄そばを食べて(笑)。きょうのライブを終わったあとも、また食べたいと考えているくらいです」
前日夜には那覇の街で食事を楽しんだという川崎さん。人や空気感など、沖縄独特の雰囲気を感じ取り、インスピレーションを感じるきっかけにもなったと言います。

川崎鷹也さん「人の温かさ、フレンドリーさだったり、街全体、沖縄全体の空気感を昨日からすごく感じていて、独特だなと思っていて、店でも隣の人同士が仲良くしゃべっているとか、そこ友達じゃなかったんだとか、、昨日から目の当たりにして、そういうピースフルでハートフルな部分を曲にできたらいいなと感じている」
初めてとなる沖縄でのライブ。公演が決まった時の心境を尋ねるとー
川崎鷹也さん「これまでにプライベートで沖縄を訪れることはあったんですが、仕事としては初めて。早めに沖縄に入って、やりたいことが沢山あったんですよ。沖縄の太陽を浴びて日焼けしたいなとか!他の仕事の関係もあって、前日にしか入れなかったんですよ。しかも日焼けはしたらダメだと釘をさされたので、日焼け止めを沢山ぬって過ごしました(笑)。沖縄は凄く好きで、沖縄で歌を歌える。旅行ではなくて、仕事として歌いにこれることは凄く嬉しかったです」
「春がくる」(はるやまフレッシャーズフェア2023CM キャンペーンソング)「愛の灯」(

川崎鷹也さん「この曲は今の奥さんと付き合ってすぐに劇団四季のアラジンを見に行ったときに、その当時僕はお金もなくて、貯金もゼロの状態だったので、そんな僕となんでこの人は一緒にいてくれているんだろうと考えながら劇団四季を見て、やっぱりあのストーリーと自分のそのころの状況がなんかリンクして重なる部分があったので、こういう素敵なストーリーの楽曲ができたらいいなと思ってできたのが魔法の絨毯です」
「曲を作る時には、自分が思っていることを歌詞に起こすことを意識していて、無理せず思っていないことは歌詞にしないし、すごくリアルを追求した形で歌詞を書いていますね」
また大きな反響を生んだ、公式YouTubeチャンネルで披露した『川崎鷹也×HY仲宗根泉 /「366日」』によるHYの仲宗根泉さんとのコラボ。今回のライブでも同じ舞台に立って披露することについては-
川崎鷹也さん「元々仲宗根さんとは特にご縁はなく、一方的にHYさんの楽曲や仲宗根さんの楽曲を聞いていて、東京に出るきっかけが、HYさんの『366日』を文化祭で歌ったことがきっかけだったんですが、“カバーEP『白』”を出すにあたって、366日を歌わせて頂いて、番組でも共演させてもらい、YouTubeで本人様にオファーしたという形です。ライブとして一緒に歌わせてもらうのは光栄ですし、仲宗根さんのホームの沖縄でコラボをお見せできるのは嬉しいです」

ライブ開演の30分前まで取材に応じてくれた川崎さん。「今回のライブはバンドではなくて、アコギ一本の1人ライブ。お客さんの雰囲気を見ながら楽しみながらやっていきたい」と話す一方で…
川崎鷹也さん「ライブは凄く緊張するタイプなので、3曲目あたりまではドキドキしながら歌っている。今回も緊張すると思う(笑)」

そう語り、本場の舞台に立った川崎さん。柔らかく温かい歌声が響き渡り、会場を埋め尽くした1500人あまりのファンたちの心を一気に奪っていきます。
仲宗根さんとのコラボや、ヒットソングなどが続くと会場のボルテージも最高潮に、川崎さんの初めての沖縄ライブは大成功に終わりました。

川崎鷹也さん「楽しすぎた沖縄公演でした。温かくて優しい皆さんと一緒に歌えた沖縄公演、最高でした。約10年前文化祭で歌った『366日』。沖縄のステージで仲宗根泉さんご本人と2人で『366日』を歌いました。イーズーの出す雰囲気も人柄も優しさも横から聞こえてくる歌声も全
川崎鷹也全国ツアー「あなたとのぬくもり」IN沖縄。川崎さん自身とファンが一体となり幕を閉じました。次回の沖縄ツアーにも期待が集まります。