中国の秦剛外相は4日、ロシアのラブロフ外相と会談し、ウクライナ問題について意見交換しました。
上海協力機構外相会合に出席するためインドを訪問している中国の秦剛外相は4日、ロシアのラブロフ外相と会談しました。
中国外務省の発表によりますと、会談で秦外相はウクライナ問題について「中国は平和と協議の推進を主張する」としたうえで、「ロシア側との意思疎通を維持し、危機の政治的解決に具体的に貢献することを望んでいる」と述べました。
これに対し、ラブロフ外相は中国が2月に発表した停戦を呼びかける文書について「原則的な立場に同意する」としたうえで、「中国と率直かつ密接なコミュニケーションを維持することを望んでいる」と述べたということです。
また、両外相は両国の関係を一層強化することで一致したほか、アメリカを念頭に「あらゆる形態の覇権主義に反対する」ことでも合意、「アジア太平洋地域における協力を強化し、地域の平和と安定を維持する」としています。
これに先立ち、中国外務省の毛寧報道官は4日、“ウクライナがクレムリンにドローン攻撃を試みた”とロシアが主張していることについて、「中国のウクライナ危機に関する立場は一貫していて明確であり、各国は情勢のさらなるエスカレートを招きかねない行動を避けるべきだ」と述べ、中立的な立場をとる姿勢を強調しています。
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