不確かさを恐れず、楽しむ気持ちが大事…

山下麻衣+小林直人:「宇宙とか、無限大というものを意識したときに、われわれ人間とかがすごく小さなものになってしまう。われわれ人間が、存在しているのかいないのかが、よくわからないものになってしまう。恐れるわけではないが、楽しむというか、不確かさを楽しむ気持ちも大事かなという思いを込めています」

「山下麻衣+小林直人」の企画展「蜃気楼か。」は、2021年12月19日まで、黒部市美術館で開かれました。

富山湾の蜃気楼は大きく分けて「上位蜃気楼」と「下位蜃気楼」があります。今回の作品は、秋から冬に多く出現する「下位蜃気楼(景色が下に反転して見える現象)」によって見えたそうです。

※海に浮かぶ「m」のマークは何かのサイン? 8キロ離れた対岸から鑑賞する蜃気楼アート 富山