国際人権団体「ヒューマンライツ・ウォッチ」は4日、中国の新疆ウイグル自治区で、警察がウイグル族のスマートフォンを大規模に監視していたとする報告書を発表しました。
ヒューマンライツ・ウォッチによりますと、2017年から18年にかけてのおよそ9か月間、新疆ウイグル自治区の警察はウルムチでおよそ120万台のスマートフォンを対象に、監視アプリシステムを使って、スマートフォンに保存されているおよそ1100万件のデータを収集していたということです。
そのほとんどがウイグル族が信仰するイスラム教の聖典「コーラン」などのデータだったということで、ヒューマンライツ・ウォッチは「中国政府は監視技術を乱用しており、ウイグル族は『コーラン』のデータをスマホに保存しているだけで、警察に取り調べられかねない」と懸念を表明。
「信仰やプライバシーに対する深刻な脅威だ」として、国際社会に対し、新疆ウイグル自治区での中国政府による人権侵害を調査すべきだとしています。
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