5月4日は「みどりの日」です。高知市の博物館では県産の木材を使った“木工ワークショップ”が開かれ、家族連れや観光客で賑わいました。

県立高知城博物館で、「みどりの日」にあわせて開催されたワークショップ。豊かな森林を誇る高知の“木の文化”を大勢の人に知ってもらおうと、県産材を使って木の箸やスプーンなど様々なグッズを作るイベントです。

こちらは、「バードカービング」のコーナー。木をナイフで削って鳥の形にしていきます。東京から1人で高知の祖母のもとを訪れている女の子は…

■東京からの女の子(小学4年)
Q「初めてナイフで削ってどう?」
女の子「難しい。力加減が必要だから」

初めてのナイフ捌き。微妙な力加減に苦労しながらも無事に完成しました。

■東京からの女の子(小学4年)
女の子「難しかったけど楽しかった。形を整えるのが(苦労した)」

また、こちらの男の子もナイフを使った木工は初めてでしたが、無事、完成です。

■高知市の男の子(小学2年)
男の子「すごい難しかった。初めてナイフ使ってドキドキしたしワクワクして、できてうれしかった」

そして、こちらは“丸太”を切る体験コーナーです。用意された木材はスギとヒノキ。もちろん、子どもたちにとっては初めての体験です。

■女の子「難しい…」
■男の子「けっこう、木、硬い。硬いからすぐできない。こっち、ギコギコやっていってもね、全然(のこぎりが)下に行かないから」

イベントは2017年の開館以来毎年行われていましたが、新型コロナの影響で今回が4年ぶりの開催となり、ゴールデンウイークの“城博”に久々に賑わいが戻りました。

■高知城歴史博物館 筒井聡史企画員
「今回4年ぶりの開催となったが、久しぶりに来館者とふれあうことができて、スタッフとしても喜んでいる。当館は地域の歴史・文化を多くの方に紹介するというミッションがあるので、木に限らず、いろんなイベントを今後もしていきたい」