軍事クーデター以降、混乱が続き苦しんでいるミャンマー人と支援を続けている甲府市のNPO団体がバーべキューを行い、笑顔で交流を楽しんでいました。


これはNPO法人 国際協力宮川道場が2年前から募金活動などを通して支援してきたミャンマー人と交流を深めようと行われたものです。


輪は徐々に広がり4日に参加したミャンマー人は総勢35人。

全員が東京都内在住でゴールデンウィークを利用して3日から笛吹市の芦川グリーンロッジを訪れています。

ミャンマーは2年前の軍事クーデター以降、市民への弾圧が続いていて、参加したミャンマー人は現地の家族との連絡もなかなかできず不安な毎日を送っています。
それでもミャンマー人を勇気づけようというこの取り組みで、参加者は次第に表情も和やかに笑顔になっていきました。

参加したミャンマー人:
東京にいて自分の国が大変だと、ずっと思い出していて(山梨に来て)少しでも楽になればいい。
参加したミャンマー人:
自然がいっぱいで東京にないところを感じてすごく楽しんでいる。

この交流会は去年も企画されていましたがコロナ禍で中止となり、NPO法人側も久しぶりの交流を楽しんでいました。


NPO法人 国際協力宮川道場 宮川博人理事長:
現地の人の苦しみはすごいと思うが情報の制限があって日本にいるミャンマー人が国のことがわからないという違った意味の苦しみがあると聞いたので(山梨に)呼んであげたいというのがきっかけで良かった。


一行は6日まで笛吹市に滞在し、ハイキングなど大自然を満喫する予定です。