青森県内のサクラの名所のほとんとでソメイヨシノは散りましたが、青森市では、遅咲きのヤエザクラが見頃を迎えている場所があります。まだ間に合う花見スポットの風景です。
青森ヒバを使い1996年に建立された五重塔。この風情に彩りを添えているのが今が見頃のヤエザクラです。
青森市東部にある昭和大仏青龍寺では、まるで古都を思わせる風景が広がっています。
この眺めを楽しみながら参道を登ると、目の前には高さ約21メートル、日本一大きい昭和大仏と、それを囲むように咲き誇る色鮮やかなサクラが現れます。
そして青森市の西部にある野木和公園も春らんまんです。かんがい用の湖の中州では、ヤエザクラの並木がボリュームのある花をつけ咲き誇っています。
サクラは、地元の人たちが毎年5本ずつ20年にわたって植えてきたことで今では100本まで増え、湖面まで薄紅色に染めています。
※訪れた人は「最高ですね。すばらしいですね。静かだし水辺もあるしすごく良いと思います。青森市にはこんな素晴らしいヤエザクラがあることをみなさんに知ってもらいたい」
青森市内のヤエザクラの名所は、ゴールデンウィークが終わる7日頃まで楽しめるということです。