山菜採りに行くと出かけ3日から行方不明となっていた富山黒部市の81歳の女性。丸一日たった4日、一人で近くのトンネル内を歩いていたところを無事保護されました。
黒部市に住む81歳の女性は3日午前6時ごろ、家族に「山菜採りに行く」と言って車で外出。その、後行方不明となりました。
橋本星奈アナウンサー:「81歳の女性はここにこの車を置いて、山菜採りに向かったとみられています」
黒部市阿古屋野(あこやの)に残されていた
車の中には、山菜を採るためのものか、カマや軍手が残されていました。道から一歩山に入るとー。うっそうと草木が茂っています。現場近くに山菜を採りに来ていた人はー。
山菜採りの人:「(いま手に持ってらっしゃるのは?)ワラビ。(ここらへんいっぱい生えてる?)あるやろ、これ。(ほんとだ)本当はもっと太いが、これ。奥のほう行けば、みんな行かっしゃらんもんやから、私も奥へ行きたいけどおっかないから、近いところだけ」
帰宅しない女性を心配した家族が警察に相談。けさ、警察などが70人態勢で捜索したところ。
橋本アナ:「女性が車を置いた地点から直線距離で100mほど下ったこちらのトンネルで発見されました」
1時間ほど捜索を続け午前7時前にトンネル内を一人で歩く女性を発見しました。女性にケガはないということです。どうして車に戻れなくなったのか、丸一日どのように過ごしていたのかは分かっていません。
警察は、山菜採りで山に入る場合はなるべく複数人で行動し、スマートフォンなど居場所が特定でき、連絡がとれる手段を確保するよう呼びかけています。