高知県西部・幡多地域には、4年ぶりに時代絵巻のような光景が戻りました。
四万十市中村で4年ぶりに開催された、土佐一條公家行列「藤祭り」。室町時代の一條公の入府の様子などを再現したとされています。祭りに合わせて土佐中村一條太鼓が力強い音色を響かせ、一條神社の巫女たちはしなやかな動きで厳かな舞を披露しました。
そして公家行列の始まりです。およそ120人の一行は一條神社の前を出発し、一条通りや天神橋アーケードを進みます。
一條教房役は中平正宏四万十市長。ヒロインの玉姫役は「四万十川キャンペーン観光大使」の伊吹美乃さんです。伊吹さんは藤の花を飾り付けた神輿から、笑顔で手を振っていました。
(訪れた人)
「こんな行列とか立派なのが…初めて見て感動しました。その時代のこととかを思い浮かべますね」
「みんなかわいい、きれいでした。玉姫さんになりたいです」
中村の中心街が華やか雰囲気に包まれた一日となりました。














