高知県いの町では、恒例の『紙のこいのぼり』が始まりました。

『紙のまち』いの町をPRしようとゴールデンウィークに合わせて行われています。今年は、4年ぶりにオープニングイベントも行われ、軽快な太鼓の音とともにスタッフが一匹ずつ手作業でこいのぼりを仁淀川に浮かべていました。このこいのぼりは、地元の「こいのぼりクラブ」が去年の12月から制作を始めました。

(KUTV山崎健司記者)
「きょうは行楽日和です。ご覧ください。このこいのぼりを。仁淀ブルーにまるで一枚の絵画が浮かんでいるようです」

およそ2時間後、水に強い不織布で作られた色鮮やかなこいのぼり、およそ250匹が悠々と仁淀ブルーを泳ぎ始めました。

(地元の男の子)
「すごくきれいで、すごくさわやかで、すごく目にいい色だったのでもう一回見に行きたいです」

初日の3日は、県内外から大勢の観光客が訪れ、橋の上や河原からこいのぼりを眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。『紙のこいのぼり』は、5日のこどもの日まで行われ、最終日にはこいのぼりのプレゼントもあります。