ウクライナから大分県日田市に避難した11歳の少年が今月、地元のサッカークラブに入団しました。周囲の支援を受けながら少しずつ日常の平和な生活を取り戻しています。
ウクライナから先月、日田市に避難してきたキリルくん(11)。生活支援にあたるNPO法人の協力で今月から市内のサッカークラブに入団し、日本人のチームメイトと練習を始めています。
(若宮サッカースポーツ少年団・合谷佑木代表)
「言葉が通じないかもしれない。それでもいいと思う。一番大事なことはお互いの心が通じ合えばいいと思う」
6歳からサッカーを始めたというキリルくん。コロナ禍やロシアによる侵攻の影響でプレーするのは久しぶりだそうです。
(キリルくん)
「ウクライナにいたときのことを思い出してとてもうれしい」
まだ日本語を話すことはできませんが、大好きなサッカーを通して仲間たちと交流を深めます。
(チームメイト)
「楽しくてみんなが明るくなる」
「ウクライナの人が来てびっくりしたけど、言葉は通じないが表情とか身振り手振りで伝えられてよかった」
また、クラブではサッカー用具をほとんど持っていないキリルくんのために募金活動を行っています。力になりたいという子どもたちからの提案です。
(若宮サッカースポーツ少年団・合谷佑木代表)
「楽しそうにサッカーをしているのでうれしい。言葉は通じないかもしれないけど笑顔で楽しくサッカーしてくれたら」
サッカーを始めて以来、生き生きとした表情を見せ始めたキリルくんに母親のジュリアさん(35)も胸をなでおろします。
(キリルくんの母親・ジュリアさん)
「子どもがうれしいと私もうれしい。すごく幸せになりました」
(キリルくん)
「久しぶりにサッカーできてうれしい。日本の子どもたちとのサッカーはおもしろいし、すべて新鮮に感じる」
キリルくんは先週から日田市内の小学校にも通っていて言葉や文化も違う日本での生活に少しずつなじみ始めています。
注目の記事
“東北の麻薬王”と呼ばれた密売人(72)「最後にしようと思って」法廷で明らかにした引退理由とは【裁判傍聴記・前編】

「現場に慰霊碑を」飲酒運転の車にはねられ受験生死亡 母親が献花 福島・郡山市

【桂川に新幹線が通る?】北陸新幹線の小浜・京都ルート『桂川案』急浮上のワケ…自民・維新の“唯一の一致点” 延伸ルート案絞り込みは最終局面へ 仏教会は「千年の愚行とならぬよう…」懸念は払拭されるのか

“クマと2、30秒間引き戸越しに格闘” 買い物から帰ると父親の寝室からクマ顔出す 袋入りクラッカーやかつお節が食い荒らされる 同じ家に1週間で3日出没 岩手・雫石町

10歳男の子が流された…有明海に消えた“黄色いゴムボート”「とっさの判断」長年の勘で走った海の男に感謝状

「苦労が多いが報われないのも原因」 深刻な外科医不足 20年後には半減の推計も 大学病院が始めた新たな挑戦 山梨大学医学部附属病院









