アメリカなどを訪問中の茂木幹事長はワシントンでブリンケン国務長官と会談を行い、「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国への関与について、日米で協力して対応していくことを確認しました。

自民党の茂木幹事長は日本時間きょう(3日)未明、アメリカのブリンケン国務長官と20分あまり会談を行いました。

自民・茂木幹事長
「グローバルサウスへの関与、日米で協力して一致して対応していく、こういうことで意見の一致を見た」

会談では日米の連携について、外交安全保障やエネルギー問題のほか、グローバルサウスと呼ばれる新興国・途上国への関与について協力していくことで一致したということです。

また、軍事的に台頭する中国について、東シナ海や南シナ海など海洋進出を進める動きに日米・日米韓で連携していくことを確認しました。

一方、茂木幹事長は韓国の野党議員が2日、韓国が領有権を主張する島根県の竹島に上陸したことについて、「日韓関係が様々な前進が見られる中、我が国としては認められない。極めて遺憾だ」と述べました。