香港政府は地方議会に当たる区議会の選挙制度について、大幅な変更案を発表しました。市民が直接投票で選べる枠が激減することになりそうです。

香港政府は2日、政府トップの李家超行政長官らが会見を行い、区議会の選挙制度の変更案を発表しました。

これまで市民が直接投票で選べる枠は452と全体の9割以上を占めていましたが、変更案では2割程度の88に激減します。かわって、政府による委任枠などが大幅に増えるということです。

政府はおととしから区議会議員に対し、政府に忠誠を誓う「宣誓」を義務付けるなどしていて、大量の民主派議員が辞職に追い込まれたほか、議員資格を失いました。

李長官は「香港に忠誠を尽くさず、法を守らない人だけを除外する」としていますが、民主派は区議会から一掃されることになりそうです。