全国各地の地域の祭りを紹介するテレビ番組に、高知県室戸市吉良川町の「御田祭(おんだまつり)」と「御田八幡宮秋の例祭」が取り上げられます。5月2日、室戸市役所で市長に選定証が手渡されました。

ダイドーグループホールディングスは、全国各地の祭り文化の引き継ぎなどを目的に地元の放送局とタイアップして番組を制作しています。

今回選ばれたのは、室戸市吉良川町で2年に一度、春に行われている御田祭と、(約800年の歴史)毎年秋に行われている御田八幡宮秋の例祭です。(約400年の歴史)どちらも新型コロナの影響で今年が4年ぶりの開催となります。

春の御田祭は、田植えから収穫までの一連の流れを舞で表現する田楽能が披露され、秋の例祭では、吉良川町の5つの地区でつくられた山車(だし)などが町を練り歩き、五穀豊穣や天下泰平を祈ります。

2日は関係者らが室戸市役所に集まり、ダイドーグループホールディングス高松富博前会長から室戸市の植田壮一郎市長に選定証が手渡されました。

(ダイドーグループホールディングス 高松富博 前会長)
「日本の伝統の文化、ふるさとの誇り、地域の財産ですから。これをぜひ応援したいと思って、これからもできる限り続けていきたい」

(室戸市 植田壮一郎 市長)
「大変に光栄なこと。まち自身も人口が減っている中、吉良川町の生んだ祭りが日本中に披露されるということは室戸の誇りにもなるし、市民の励ましにもなるんじゃないかと感謝しております」

春の御田祭は、御田八幡宮で、5月3日(水)に行われます。