子どもたちに身の安全確保や土木工事への理解を深めてもらおうと、高知市の建設会社がいの町の小学校で出前授業を行いました。
出前授業は、高知市の建設会社「ミタニ建設工業」がいの町の長沢小学校の全校児童6人を対象に行いました。
ミタニ建設工業は現在、学校の近くで土木工事を行っています。授業では、建設業界でも使われている「ヒヤリハット」などの用語を使い、工事用の車両が多く行き交う学校周辺の交通安全について児童と社員が一緒に考えるワークショップが行われました。
その後、児童たちは実際に土木工事の現場を見学しました。この場所では、「堰堤(えんてい)」と呼ばれる水や土の流れを堰き止め土砂災害を防ぐための設備が建設されています。こちらの「堰堤」は土石流が発生しても岩や流木を堰き止める構造になっていて、児童たちは、その仕組みを説明する担当者の話に熱心に耳を傾けていました。
(児童)
「木とか集めるの、大変だと思いました」
「とても(見た目が)きれいだなと思いました。とても勉強になりました。(山)津波を防ぐところが」
「『堰堤』がでかくてびっくりしました。木を並べていて迫力がすごいなと思いました」
身の安全を守る意識や実際の建設現場での様子を学んだ児童たちにとって、今回の出前授業は貴重な経験となったようです。














