フォローシートを作って面談!

名取市 山田司郎市長:
「男性の育休取得率100%を目指しましょうというのを組織目標として掲げて、(総務課を中心としながら全庁が一体となって)、声掛けであったりだとか、カバーする態勢、意識づけを含めてみんなで取り組んだ結果じゃないか」

名取市では、フォローシートを作成し育休を希望する職員と所属長が面談を行って事前に業務を調整するなど取得を後押ししてきました。その結果、去年、対象となった男性職員9人が全員、5日から1か月程度の育休を取得しました。

名取市 山田司郎市長:
「フォローシートという一つのツールを使って男性職員本人と上司、所管する総務課が進行管理をしっかりできたことが要因かな」

育休の取得により、鈴木さんが、育児だけではなく家事に参加する機会も増えたと妻・映子さんは話します。

鈴木さんの妻・映子さん:
「育休中は料理もしてもらって、家事全般を夫のほうにやってもらって、私は赤ちゃんのお世話ができるというところだったかな」

名取市職員 鈴木達也さん:
「1日を通して家事・育児に関わることで、どんなに大変だったか身をもって経験できた」

名取市は今後、育休で職員が不足する部署には臨時職員を採用して充当するなどして、さらに環境を整えていきたいとしています。

名取市は、職員の間のコミュニケーションを図って育休を頼みやすい雰囲気受け入れられやすい雰囲気、環境作りに取り組んでいきたいと話していました。