ゴールデンウィークを迎え、福島県内では土産品の需要回復に期待が寄せられています。福島市の物産館では、人気商品の仕入れ量を倍に増やし、去年より2割ほど多い売り上げを見込んでいます。

高橋広季アナウンサー「県観光物産館に来ています。多くの人で賑わっていまして、レジの前には長蛇の列ができています。また、今年は去年と違い、配送ではなく持ち帰りで買う人が多いようです」

ゴールデンウィークを迎え、福島市にある県観光物産館は、お土産を買い求める人で混雑していました。連休初日の先週土曜日は一日およそ3500人、翌日の日曜日には4000人近くの来場があったといいます。

東京から来た客「お酒を家に送って、親戚にもほしいというので送ってあげたり」

こちらでは、およそ5000品目の県産品を扱っていて、多くの人出が予想される今年は、商品の仕入れの量を増やしています。

県観光物産館・櫻田武館長「こちらが喜多方ラーメンです。こんな山のように」
Q.例年に比べるとどのぐらい仕入れている?
「倍くらいですね。定番商品を県外の方が買うのではないかということで準備させていただきました」

お土産の定番「ままどおる」や「ゆべし」は、例年のおよそ3倍、日本酒は、例年の2倍近くの仕入れを行っています。

県観光物産館は、去年のゴールデンウィーク期間中の売り上げがおよそ4100万円と過去最高を記録。今年は、去年よりも2割多い5000万円ほどの売り上げを見込んでいます。

櫻田館長「お客様の入りは間違いなく昨年よりは来館者数は増えています。地元の方も県外の方も喜んでいただけるような品揃えをしていきたいと思いますので、ぜひ物産館にお越しいただければと思います」