4月に行なわれた南アルプス市の市長選挙で、所属する県議が推薦候補以外を支援したとして、自民党山梨県連の地域支部が処分を求める要望書を提出しました。

南アルプス市長選では、現職の金丸一元さんが自民党が推薦した新人の桜本広樹さんに5300票余りの差をつけて3選を果しました。

この選挙を巡り、自民党県連幹事長代行の久保田松幸県議が、推薦候補ではない相手候補を支援したことは党の規則に反するとして、2日に南アルプス市の自民党地域支部が県連に対し処分を要請しました。

自民党白根芦安支部 清水実支部長:
久保田県議が反対候補に行って応援した。問題があるのではないか。

知事選では、自民党の推薦候補だった長崎知事の対立候補を支援した県議らに除名などの処分が出さました。

しかし県連の森屋宏会長は「知事選は党本部からの推薦で、市長選は県連の推薦。扱いが少し異なる」としています。

県連は5月13日の執行部会で対応を決めたいとしています。