陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県宮古島周辺で消息を絶った事故で、海底に沈んでいた機体がきょう正午ごろ、引き揚げられました。
先月6日、陸上自衛隊のヘリが消息を絶った海域では、けさから民間の作業船による回収作業が始まり、きょう正午前、機体が海中から引き揚げられました。
引き揚げられた機体は損傷が激しく、現場上空からの映像では燃料タンクとみられるものなどがバラバラとなった状態でネットの中に入っているのが確認されました。
回収された機体には飛行データなどを記録したフライトレコーダーが残されている可能性があり、この後、確認作業が進められるものと見られます。
この事故ではヘリに乗っていた隊員10人のうち、6人の死亡が確認されていて、残る4人の行方は分かっていません。
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