JA系のスーパーマーケット、トスクとAコープの閉店の動きに対応するため、1日、県や関係自治体とJAが顔を揃え、対策を話し合いました。

JA系のスーパーは、県東部のトスク9店と県中部のAコープ4店などが、今年7月以降、年度内に閉店することが正式に決まり、このうち8店については鳥取県倉吉市に本社を置く東宝企業が引き継ぐ見通しとなりました。

しかし、東宝企業への引き継ぎに含まれない店が5店あるほか、地域で唯一のスーパーとなっている店もあることから、店舗ごとに実情に応じた対応が求められます。

例えば、トスクが町で唯一のスーパーである若桜町では、店舗を町が買い取る公設民営方式で東宝企業による引き継ぎをバックアップする意向です。

県は市や町の考えを確かめた上で、財政的な援助も含めた支援に乗り出すことにしています。