岸田総理はきょう昼前、アフリカ4か国などを訪問するため、羽田空港を出発しました。存在感を高める「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国との連携強化を図る狙いです。

岸田総理
「アフリカの主要国の首脳との間において、ウクライナ情勢あるいは国際的な課題について意見交換を行い、サミットの議論の充実にもつなげていきたい、このように思っています」

岸田総理は、きょうから7日間の日程でエジプト・ガーナ・ケニア・モザンビークのアフリカ4か国などを訪問する予定で、経済など2国間関係を強化するほか、ウクライナ情勢などをめぐって協議することにしています。

「グローバルサウス」はG7とロシアとの間で中間的な立場を取る国が多く、岸田総理としては、日本の考えを伝え、ウクライナ情勢をめぐる働きかけを行いたい考えです。