電力大手の社員らが、送配電子会社のシステムなどを通じて競合の「新電力」の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、西村経済産業大臣は非公開情報へのアクセス遮断など対応策の検討を指示しました。
西村経済産業大臣
「本日事務方に、今後の小売り電気事業の健全な競争の実現に向けて、対応策の検討を指示した」
電力大手が顧客情報を不正に閲覧していた問題をめぐり、西村大臣は閣議のあとの会見で、▼非公開情報へのアクセス遮断を徹底する仕組みのほか、▼新電力であっても差別なく電気の取引ができる環境、▼魅力的で安定的な料金を選べる環境の整備など、3つの対策を検討するよう指示したことを明らかにしました。
この問題では、経産省がすでに関西電力や九州電力、中国電力ネットワークなど5社に業務改善命令を出していますが、西村大臣は「健全な競争をしていくことが何より重要だ」として、競争環境の整備に向け「力を入れて引き続きやっていきたい」と強調しました。
注目の記事
「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

AB型とO型の両親からありえない血液型の子が? 全国に約1500人 四国に多い「cisAB型」とは

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
