広島県警は、重大なひき逃げ事件に迅速に対応するため、16人の警察官を「ひき逃げ事件指定捜査員」に指名しました。
海田警察署 田村将樹 警部補
「ひき逃げ事件捜査の中核として、捜査に必要な知識・技能の研さんに努めます」

25日、ひき逃げ事件指定捜査員に指名されたのは、県警高速隊や警察署で交通事件の捜査にあたっている16人です。
毎年、県警は、捜査の知識や経験が豊富な警察官を指定捜査員に指名。重大なひき逃げ事件が発生した場合、現場を管轄する警察署に派遣しています。
広島県警 交通指導課 久保貴志 次席
「捜査員には現場に迅速に臨場し、そして犯人を早期に検挙することを期待している」

県内では、去年、146件のひき逃げ事件が発生していて、県警は、悪質なひき逃げ事件には厳しく対応していくとしています。