■MLB メッツ 1ー4 ナショナルズ(日本時間27日、シティ・フィールド)
メッツの千賀滉大(30)が本拠地でのナショナルズ戦で先発。5回を投げ94球、被安打5、奪三振7、四死球4、四球が得点に絡みメジャー初黒星となった。
無傷の3勝を挙げている千賀は1回、立ち上がり審判の厳しい判定とストレートの制球に苦しみ先頭打者に四球を与えた。ここでピッチングを切り替え、2番・L.ガルシア(22)をカットボールでセカンドゴロ、3番・J.キャンデラリオ(29)もカットボールでライトフライ。4番・J.メネセス(30)をフォークでファーストゴロと打たせて取るピッチングで無失点に抑えた。
2回も先頭打者に四球、続く6番・D.スミス(27)には右中間への2ベース。無死二、三塁で7番・L.トーマス(27)にはフォークをバットに当てられボテボテのサード内野安打のタイムリー、8番・CJ.エイブラムス(22)にはレフト前と四球から3連打で2点を失った。その後、3つのアウトは全て三振と千賀らしいピッチングを見せた。
3回も先頭にヒットを許したが5番・K.ルイーズ(24)の強烈な打球をメッツのセカンド、WBCアメリカ代表だったJ.マクニール(31)が逆シングルでキャッチしダブルプレー。好プレーに千賀も手を叩いて喜んだ。
4回も先頭打者に四球を与え無死一、二塁のピンチを背負うが9番・V.ロブレス(25)をカットボールで三振、1番・コールをフォークで三振と追加点を許さなかった。千賀は5回を投げ94球、被安打5、奪三振7、四死球4、失点2、先頭打者への四球が失点に絡みメジャー初黒星となった。