会社の電話に出るのが怖い?固定電話世代は?
小川彩佳キャスター:
電話に出る代行サービスがあるというのが驚きですが、落語界の電話対応・電話事情はどういったものがありますか?

落語家 蝶花楼桃花さん:
私は固定電話を使っていた世代なんですけど、私の25歳の弟弟子は、この間、とある師匠のご自宅に電話をしたら、女将さんが出てびっくりしちゃって「私は誰にかけてるんでしょう」って言ってしまったというのを聞いて。やっぱり相手(本人)が必ず出てくれると思ってる。
小川キャスター:
女将さんが出てびっくりしたんですね。そういったシチュエーションはこれまでなかったということですよね。やっぱり若い方は、そもそも電話になじみがないということが多いかもしれないですよね。
落語家 蝶花楼桃花さん:
私が前座の頃は、お電話で師匠方にお仕事をいただくということが多かったんですけど、最近はもうメールやLINEというのも増えてきましたね。
小川キャスター:
私も電話に出るということによってビジネス応対などを学んできた世代ではあるんですけれども。取材した電話代行のサービスを頼んだ会社では、メールなどのビジネスマナーは先輩が添削してくれるということですが、電話応対をしてきた世代は、それで学ぶことがたくさんあるだろうというふうに思う方もいらっしゃると思います。
落語家 蝶花楼桃花さん:
それで敬語の使い方とかわかったり、学んだりしたことは、確かにあったと思いますね。
小川キャスター:
news23のスタッフルームでも固定電話というものをどんどん少なくしている、最小限にとどめているというところもあります。固定電話自体がなくなっていく時代なんでしょうか。














