山梨県は空き家の割合が21.3%で、2003年以降、全国で最も高い状態が続いています。
県や市町村も空き家問題に取り組んでいますが、簡単には解消されません。
そこで意外な人たちが立ち上がりました。
古めかしい住宅に集まる男女…

彼らは…
「エンジニア」「エステティシャン」「リフォーム業者」
彼らの名は…「イエカラ」!

NPOイエカラ 新堀将臣さん:
屋根に断熱材を詰めているところです、ここは築50年くらいの古い空き家で、改装して作業しています。
2022年11月に発足した、空き家を利活用するNPO法人「イエカラ」です。
メンバーは10人で、中にはエステティシャンやエンジニアなど 住宅とは一見関係ない人も所属しています。
新堀さん:
空き家を使って、色んな方々が自分たちのやりたい思いを成し遂げられるような『ツール』として使ってもらう活動をしています。
賃貸や別荘を含めたすべての住宅に占める空き家の割合は、山梨県は2003年が19.4%で全国で最も高くなり、15年後の2018年は21.3%に上昇し、空き家率は一向に減少しません。
