大勢の人が行き交う駅でのテロを想定した救助訓練が岐阜市で行われました。

26日の訓練では、JR岐阜駅の2階コンコースに液体の有害物質がまかれ、5人が倒れたという想定で行われ、警察や消防、JR東海などから約100人が参加しました。

通報で駆け付けた警察官が駅の利用者を避難誘導し、消防署員らが倒れた人たちを安全な場所に連れ出して重症者をテントに運び入れました。

そして県警の機動隊員らが毒物の特定を行うなど、非常時の対応手順を確認しました。

(岐阜中警察署 小栗幸輝警備課長)
「不審な物を発見した際には、近付かずに110番通報をしていただきたい」

関係者は、今後も様々な状況を想定した訓練を重ね、連携を高めていきたいとしています。