小岩井農場で飼育されているヒツジの放牧が25日始まりました。今年は外国人客の姿も目立っていて、ゴールデンウィーク期間中は観光客の増加が期待されています。
4月15日にグリーンシーズンとしてオープンした小岩井農場まきば園です。25日はヒツジの放牧が始まり、冬の間小屋にいたヒツジたちが青空のもと草丈の伸びた牧場に解き放たれました。
今年の春、44頭の子羊が生まれた農場では現在130頭のヒツジが飼育されています。ヒツジたちはときおり牧羊犬に追われながら、久しぶりの牧草地の草をおいしそうに食べていました。
観光客の中には外国人も多く、25日は台湾から訪れたグループが春の農場を楽しんでいました。小岩井農場によりますと4月1日から24日までの観光客数はおよそ1万4000人で、去年の同じ時期の1.3倍ほどに増えています。
農場内のレストランや炭火焼バーベキューガーデンでは農場で育った肉牛「小岩井牛」を使用したハンバーグやバーベキュープレート、農場の小麦とチーズを使用した「チーズピザ」などのグルメが用意されています。
小岩井農場ではゴールデンウィークの期間中、国内外を含めて4万人の来場者を見込んでいます。