静岡県熱海市で起きた土石流災害の隣の谷筋にある「第二の盛り土」と呼ばれる土砂投棄現場で、現在の所有者側が不安定な土砂の撤去作業を完了させたことが分かりました。
熱海市で起きた大規模な土石流災害の起点となった盛り土の南側には、無許可で土砂が捨てられた「第二の盛り土」と呼ばれる場所があります。土砂が不安定なまま約6千立方メートル残っていて、住民からは土砂流出への不安の声が上がっていたこともあり、県と熱海市は現在の土地の所有者に対し森林法違反の是正などを指導してきました。
県によりますと4月中旬、現在の土地所有者側による「第二の盛り土」での土砂の撤去作業が完了したと確認できたということです。
ただ、法令違反状態は続いていて、5月までに現場での植栽を完了することや隣接するソーラー発電施設の排水設備の整備も進めるよう県は現所有者側に求めていくとしています。
注目の記事
愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか「ノルウェーでは93%のEV浸透」









