高知市の専門学校生ががん検診カーのデザインに挑戦します。制作に向け、事前にがんについて学ぶ特別授業が開かれました。
龍馬デザイン・ビューティ専門学校の生徒たちが挑戦するのは、がん検診カーのデザイン制作です。テーマは「年一度家族のためにもがん検診」。2人に1人がかかり、4人に1人が死亡すると言われる“がん”ですが、早期に発見・治療すれば治る可能性が高いとも言われています。
(日本対がん協会 高知県支部 上岡教人さん)
「誰しもががんにかかる可能性がある。いまの日本では5割以上の人が治っているということも知ってもらいたい」
かけがえのない命をつなぐために大切な“がん検診”。民間の立場でがん対策に取り組む日本対がん協会によりますと、高知は全国平均よりも受診率が低い状態だといいます。そこで、県内で稼働する検診カーにクリエイティブなイラストを描くことで、がん検診の啓発につなげようというのが狙いです。デザインの募集は6月下旬まで行われ、審査の上、9月に採用デザインが発表される予定です。














