25日午前、愛知県長久手市のショッピングセンターで、営業時間外に宝石が奪われる事件を想定した訓練が行われました。

この訓練は、愛知県内で飲食店などの店舗が盗難被害に遭う事件が増えていることを受けて行われたもので、ショッピングセンターの営業時間外に男2人が侵入し、売り場で宝石を奪おうとする想定で行われました。


警報に気付いた警備員は「さすまた」を持って男を追いかけたほか、110番通報をして犯人の特徴や状況を警察に伝えました。

(愛知警察署 生活安全課 岩田芳尚警部)
「それぞれの事業者、警備員の防犯意識・対応意識を高めて防犯対策に努めたい」

愛知県では、ことし店舗を狙った盗難被害が3月末までに222件発生していて、去年の同じ時期に比べ約130件増えているため、警察が注意を呼び掛けています。