武力衝突によって混迷が深まっているスーダンで、外国人退避の動きが加速するなか、トルコ国営メディアは、トルコ政府が準備した車両で日本人を含む外国人が出国したと伝えました。
トルコ国営通信は24日、トルコ政府がおよそ140台の車両を使い、現地に残されていたトルコ人のほか、日本や中国、メキシコ、イエメンなどの外国人をエチオピアに向けて退避させたと報じました。避難が実施された日付は明らかになっておらず、この車列に何人の日本人が含まれているかは分かっていません。
アナトリア通信によりますと、今回の退避とは別に、退避する予定の外国人ら400人が安全が確保されるまでハルツーム市内で待機しているということで、今後も同様の作戦が実施される見込みです。
今回の車列はエチオピアに出国するとみられていて、トルコ人はエチオピアの首都アディスアベバの空港からトルコに戻るということです。
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