相模原市の障害者施設で45人を殺傷したとして、死刑が確定している植松聖死刑囚(33)が求めていた再審請求について、横浜地裁が棄却していたことがわかりました。

植松聖死刑囚(33)は2016年7月、以前職員として働いていた相模原市の障害者施設・津久井やまゆり園で入所者19人を殺害し、26人に重軽傷を負わせたとして、死刑が確定しています。

植松死刑囚は去年4月、「裁判をやり直して障害者に対する自分の考えを主張したい。外部の人と面会したい」として、横浜地裁に再審請求していました。

その後の弁護側への取材で、横浜地裁が今月18日付で再審請求を棄却する決定をしていたことがわかりました。

植松死刑囚は再審請求に際して、障害者に対する自身の考えをまとめた自筆の文書を証拠として提出していましたが、横浜地裁は「文書は被告の独自の考えで、判決の誤りを示しておらず、再審開始決定にあたらない」として退けたということです。

弁護側によりますと、植松死刑囚は「死刑になることは怖くない。自分が言ってきたことをどうして受け止めてくれないのか。がっかりした」と話しているということです。

弁護側はきょう、棄却の決定を不服として、横浜地裁に即時抗告しました。