コーヒーの楽しみ方は人それぞれですが、コーヒー豆の焙煎を体験できる新しい楽しみ方が、鳥取県鳥取市にオープンした店で提案されています。
鳥取市の海沿いにオープンしたのは、観光客にも人気のすなば珈琲の新しい店「Sunaba Blue」。
店に入るとコーヒーを焙煎するいい香りに包まれます。
見慣れたコーヒー豆とは、違い白っぽいのが焙煎する前の生豆。
SUNABA COMPANY 村上和良社長
「ここに並んでいるのがコーヒー豆ということですね、生豆ですね。とりあえず6種類置いておりますけど、来月からハワイのコナコーヒーも入ってまいります」
好きな豆を選んで鍋のような形のロースターに入れ火にかけます。
これが焙煎。
火にかけたロースターを左右にゆすっていると…やがて。
記者 日野彰紀
「パチパチ音がしてきました、煙もたくさん出てきましたね」
白っぽかったコーヒー豆は数分で茶色に。
これをミルで挽いてドリップすれば、自分で焙煎したコーヒーがその場で飲めるわけです。
記者 日野彰紀
「深めに煎ったことで少し甘みのあるコーヒーになりました」
豆を自分で焙煎するのはとても珍しい取り組み。ちょっと戸惑うかもしれませんが、そこは焙煎から湯の注ぎ方まで丁寧にアドバイスしてもらえるので、初めてでも安心です。
SUNABA COMPANY 村上和良社長
「すぐ自分で5~10分でできますので、コーヒーはできたてが一番美味しですよね」
「Sunaba Blue」の場所は、兎年で観光客も増えている白兎神社や道の駅のすぐ近く。
神話が伝わる海を見ながら自分で焙煎したコーヒーを味わうのは、格別の時間といえそうです。