四国遍路の世界遺産登録に向けた活動に役立ててもらおうと、大手ビールメーカーが高知県内の団体に売り上げの一部を寄付しました。
寄付をしたのは「アサヒビール」です。2011年から、ビールなどの売り上げの一部を四国遍路の世界遺産登録に向けて活動する団体に寄付しています。県内では2013年から県商工会議所女性会連合会に寄付されていて、今回は7万4314円が贈られました。寄付金は、歩き遍路の道標=石柱(せきちゅう)を設置する費用に活用されます。
(県商工会議所女性会連合会 北村和代 会長)
「毎年ご寄付をいただき本当にありがたい。『世界遺産』はなかなか遠いようだが、それでも一歩ずつ進めていかなければならないので、女性会は石柱事業として進めてまいります」
(アサヒビール高知支社 寺本武司 支社長)
「私どもの寄付が石柱という目に見える形で携わらせていただいているというのは、非常に心強いし、励みになるし、今後も継続してご協力させていただきたい」
連合会は去年、寄付金で石柱を3基設置していて、今後も県内全域に石柱を増やしていくとしています。














