藤井聡太六冠(20)が菅井竜也八段(31)の挑戦を受ける、叡王戦五番勝負第2局は、23日名古屋市中区の名古屋東急ホテルで行われます。

叡王戦は先に3勝した方がタイトル獲得となるため、初戦、白星発進の藤井六冠が第2局に勝てば、タイトル防衛に王手となります。


そして第3局の会場は名古屋。愛知県瀬戸市出身の藤井六冠の地元である東海地方で、さらに注目が高まりそうです。

その叡王戦には、独自の「見届け人」という制度があるのをご存じでしょうか。


「見届け人」は、ひとつの対局に1人限定で、文字通り対局開始と終局後の感想戦を間近で“見届ける”ことができ、宿泊や食事など、特典もいっぱいの「プレミアム企画」です。


この見届け人を、おととし8月、藤井聡太「二冠」の時に体験したという、名古屋市在住の女性に話を聞きました。

(「見届け人」を経験した女性)
「一生のお宝。これから一生将棋ファンでありつづけると思った瞬間だった。控室でお会いし、ホテルの控室でも会った。お二方(藤井聡太二冠・当時、豊島将之二冠・当時)ともすごく優しくて、対局中とは全然違って穏やかな感じで、普通な感じだった」