TKUテレビ熊本の関連会社が助成金を不適切に受け取っていた問題で、TKUは熊本県に社名を公表しないよう求めたのでしょうか?
RKKが入手した文書には生々しいやり取りが綴られていました。

TKUテレビ熊本の関連会社、TKUヒューマンはコロナ禍の旅行支援事業「くまもと再発見の旅」で助成対象外の商品を販売し、助成金およそ2500万円を不適切に受け取っていました。
この問題を巡って複数の県関係者を取材すると、TKUとTKUヒューマンは支援事業の事務局となるJTBを通して県に対し、公表する場合は匿名にするよう要求していたということです。

この問題に18日、県とJTBは会見を開きました。
記者「社名非公表の要求というのは存在しなかった?」
県およびJTB「はい、ありませんでした」

県とJTBは「そのような事実は一切なかった」と主張しました。
また、TKUとJTBのやりとりのメモを文書として公表し、TKUからは報道発表のやり方を確認されただけで、JTBが記した内容自体が不正確だったと説明しました。
県観光戦略部 脇俊也 政策審議監「『A社、B社という形で出されるんですかね?それとも実名を出されるんですかね?』というようなニュアンスをただ聞かれただけという話」

TKUの匿名要請を強く否定する県でしたが公表された文書の多くが黒塗りに。
黒塗りにした理由について、県は「TKU側への誤解を招く」としていました。
一体、何が書かれていたのか?

RKKでは黒塗りのない文書を入手しました。
同席者として消されていた部分にはTKUの本松会長や河津社長たちの名前が。
そして…

TKU 本松会長
「新聞やテレビなどメディアにTKUの名前がバンバン出てしまうようなことは避けていただきたい」

TKU 伊藤常務(メモ原文のまま)
「名誉だけはお金を払ってでも守りたいと思う」
「マスコミの実名報道は絶対に避けて欲しい」
県が黒塗りと判断した部分には社名を公表しないよう求める発言が記されていました。
この内容について改めてTKUを取材すると「今回の件はJTBの事実と異なるメモが原因。JTBには深く反省してほしい」とし改めて内容を否定しました。
その上で文書に記された1月25日に幹部たちがJTBと会った事実を確認すると「会長が出席していたかはコメントできない」としました。
またJTBは「メモで誤解を生み、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない」とコメントしています。















