「Calli-Calli」という通販サイトで、「¥」で値段が表記されている商品を購入すると、日本円ではなく、中国人民元で決済されるとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。
国民生活センターが注意を呼びかけているのは、通販サイト「Calli-Calli」で取り扱われている商品です。
この通販サイトでは「¥」で商品価格が表示されていますが、実際に商品を購入したところ、日本円ではなく、中国人民元で決済され、約20倍の値段を支払うことになったという相談が、今年1月上旬から100件ほど寄せられているということです。
「¥」の通貨記号は日本円と中国人民元で共通して使われていて、通販サイトの「サポート」画面には中華人民元である旨が記載されていますが、消費者が申し込みを完了するまでに必ず「サポート」画面を確認できるような措置はとられていないということです。
国民生活センターは「著しく消費者が誤認するおそれのある不適切なサイトだと認識している」として、消費者に対し「¥」表示が日本円なのか、中国人民元なのか、通販サイトを隅々まで確認して欲しいと呼びかけています。
他の通販サイトでは、同様の被害はいまのところ確認されていないということです。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









