けさ(19日)岡山県の各地で落雷や雹が降るなど天気が急変しました。岡山城では雷の影響で分電盤が焦げ付き、朝から天守閣が臨時休館となりました

「轟く雷鳴」

岡山ではけさ(19日)、前線や湿った空気の影響で雷や強い雨を観測しました。

美咲町では地面を叩きつける雹(ひょう)が降りました。

一方で、岡山城付近では雷が落ちたとみられ、城の電気設備が故障しました。

(瀬戸大輝リポート)「落雷の影響で、岡山城管理事務所の分電盤が焦げ付いています」

午前8時ごろ、岡山城に出勤してきた職員が事務所の施錠設備の不具合に気づき、確認したところ分電盤が焦げていることが分かりました。

天守閣など建物への被害は今のところ確認されていないということですが、電気系統の設備などに故障が見られたため、安全確認を行うため、天守閣の開館を朝から見合わせました。

(岡山城 岡武裕二副館長)「一番に来た職員から連絡があって、『焦げてますよ』と。初めてですね、ちょっとびっくりしてます」

その後、岡山城では、安全確認の結果、復旧に時間がかかるとして天守閣を臨時休館にしました。岡山県内の全域では今夜まで急な雷雨に注意が必要だということです。